こんにちは!海外勤務OLのMioです!
「英語学習に音読が良いって聞いたけど本当かな?」
「どんなメリットがあるの?」
「どんなやり方が効果的なんだろう?」
そんなことを思ったことはありませんか?
今日は高校時代から音読大好きで当時のセンター試験ほぼ満点を獲得した海外勤務OLが、英語学習における音読のメリットと効果的な学習のコツ、おすすめの教材について解説します!
私自身は高校時代にコツコツ音読を続けた結果、気づいたら文章を読むスピードも上がり、英語も聞こえるようになり、英語の発音やリズムにも慣れてセンター試験で高得点を叩き出し、大学の個別試験でもほぼ9割得点するなど良い成果を出すことができました。
ではなぜ、ただ音読をするだけでこのような結果が出たのでしょうか?
理由は、音読は同じ時間にリーディング、リスニング、スピーキングの3技能を同時に伸ばすことができるとってもコスパ&タイパの良い勉強法だからです。(コスパ良いこと大好き!)
さっそくそれぞれのスキルについて詳しく見ていきましょう!(*’ω’*)
≪音読で身につくスキル≫
リーディングスキル
音読で身につくスキル、一つ目はリーディングスキルです。
音読では文章を目で追って意味を理解しながら同時に発音をしていくので、意味の分かる文章、単語が増えていきリーディングスキルが身に付きます。
大事なのはまずは自分が意味を取れる文章を、意味が取れるスピードで音読すること。
何度も音読をし、慣れてきたタイミングで音源のスピードに合わせながら音読をするのがおすすめです!
音源のスピードで意味を理解しながら読めるようになったら、かなりの速読力が身についていると言えるでしょう。
リスニングスキル
次に、音読ではリスニングスキルも身に着きます。
なぜかというと、一般的に言われているように「自分が言える英語は原則聞き取れる」からです。
ただ聞くよりも口に出して発音することのほうがもちろん難しいので、自分が発音できる単語、口が動くスピードの英語は原則聞き取れると思ってOKです。
そのため、自分がナチュラルスピードで意味を取りながら英語の音読ができるようになることで、かなりリスニングスキルが向上すると言えるでしょう。
ただ、間違った発音で音読を続けてしまうと聞き取れるようにはなりませんので、注意をしてください。
それを防ぐためには、音源を聞きながら音読をすること、また時々自分の音声を録音して客観的に発音を確認しながら学習を進めるのが効果的です!
スピーキングスキル
大量の文章を音読することで、英語の文章の作り方や発音、リズムが叩き込まれるため、スピーキングスキルも向上します。
ただ、シンプルな音読をするだけでは自分で文章を組み立てる練習にはならないので、実際に会話をする際にすぐに役立つわけではないかもしれません。
繰り返し音読をして慣れ親しんだ文章については、日本語訳を見ながら自分で文章を組み立ててみる、文章ごとに暗唱してみるなどするとよりスピーキングスキルアップに効果的と言えるでしょう。
≪おすすめの音読の方法≫
なるほど~自分も音読してみようかな?と思ってきたでしょうか(笑)
音読も単にすればよいということではなく、やはりポイント、コツがありますのでこちらのやり方をぜひ試してみてくださいね!
自分で音読 ※3~5回程度
まずはできるだけ意味を取りながら、自分のスピードで音読をしてみましょう!
意味が分かる文章を音読するほうが効果は高いので、できれば事前にリーディングをして意味をつかんでおくことが望ましいですが、難しそうであれば日本語訳が付いたものを使って、まず全体の文章を頭に入れてから音読をするとよいでしょう!
わからない単語はきちんとチェックをつけて意味が分かるようにしておくとよいですね!
単語、文法の意味が分かり文章全体の意味も分かりながら読めるようになれば次のステップです!
音源と一緒に音読 ※3~5回程度
次に、音に慣れるためにナチュラルスピードの音源に合わせて文章を目で追いながら音読をしてみましょう!
自分で読んだ時とのリズムや発音の違いや、スピードの速さを感じながら何度も何度も繰り返します。
3~5回も読めば、かなり発音やスピードにも慣れてくると思います✨
だんだん音についていけるようになる感覚が楽しくなってきたらこちらのものです(笑)
口が動くようになってきたな~と思ったら次のステップに挑戦してみましょう!
音源の後に音読(シャドウイング)※2~3回程度
何度か同じ文章を読んで文章の意味も分かり、音やリズムにだいぶ慣れてきたという方は、思い切って文字を見ずに音源の音を聞きながら発音をしてみましょう!
音読というよりは、もはや「シャドウイング」と呼ばれる別の勉強法なのですが、続けて行うととっても効果的です!
自分の声がかぶって音源が聞こえないこともあるので、イヤフォンをして行うのがお勧めです。
これが音源に置いて行かれずにできるようになると、かなり口が英語の口になっている状態といえます。
できれば、①~③をした後、もう一度自分一人で文章を見ながら音読をしてみてください!きっと最初との違いに驚くはずですよ。
それぞれの回数は目安なので、文章のレベルやご自身のレベルに合わせて変えてOKです!
≪おすすめの音読教材≫
次に、実際に私が使っていたおすすめの英語教材を紹介します!
大事なことは自分に合ったレベルの教材を使うこと!
まったくわからない単語だらけの参考書や単語帳を使っても意味を理解するのが難しく、なかなか効果が出にくいかもしれません。自信のない方はまずは簡単なものから始めるのが良いでしょう。
速単(速読英単語シリーズ)
有名な英単語シリーズですね!英単語の勉強にももちろん良いのですが、セクションごとにリーディング教材が付いていて、学んだ英単語を使った丁度よいレベルのリーディング教材があり、これが音読にとってもおすすめです!(文章の内容も結構面白い)
こちらのシリーズは全て音声がWEBからダウンロード・ストリーミング再生可能です!
NHKラジオ英会話
こちらも人気の英会話教材です。日常英会話はもちろん、ビジネスに使える表現もたくさん!
毎月その月の放送に合わせたテキストが発行されており、定期購読はもちろん、Amazonでもいつでも買えますし、Kindle版などもあります!
音源はラジオでももちろん聞けますし、NHKのネットラジオらじる★らじるでも聞くことがあります!ラジオの放送時間に関係なく聞けるのが便利です。
アプリもありますのでぜひ活用してみてくださいね!
https://www.nhk.or.jp/radio/info/app.html
資格の過去問
英語力向上の目的に何かしらの資格取得や点数アップがある方はこちらもおすすめです。
たとえばTOEICやIELTSのリーディングの過去問や、リスニング試験のスクリプト部分などが使えます。
私もTOEICの試験勉強中は、解き終わったリーディングの問題を音読するようにしていました!
音読をすることで類似の文章の流れやリズム、音を叩き込め、単語力も向上するのでリーディング、リスニング、応用すればスピーキングの得点アップにも効果的と言えるでしょう。
まとめ
さて、音読のメリットやおすすめの方法について紹介してみましたがいかがでしたでしょうか?
ちょっとやってみようかな、と思った方!ぜひ今すぐ動き出してみましょう!
まずは無理せず、できるタイミングで続けることが大事です。
いつの間にか口が英語の動きに慣れてきて、英語の音を発することに違和感がなくなってくるはずです。聞き取れる英語のレベルや理解するスピードも間違いなく上がっていきます。
もちろん、いくら効率の良い勉強法とは言っても結局英語力は一朝一夕で身につくものではありません。
どこかのタイミングで「多聴多読」、もしくは留学などで英語にとにかく触れる(Exposeする)時期は絶対に必要です。
英語はスポーツと同じなので、文法(ルール)だけ学んだところで話したり聞いたりできるようになりません。実戦のためには日々の反復練習が欠かせないので、その一つとしてぜひ音読を日々の学習に取り入れてみてくださいね✨
ではまた!